鉛沢紫水晶探索④



鉛沢をさらに探索した第4回!

「鉛沢紫水晶探索③」の続編です。

今回はサークルの後輩であるO君と2人での採集でした!
現地に到着するとすでに先客の方が採集されていたのには驚きましたが、(銀山平で初めて他の石屋さんに会った!)
気さくな方で県内の採集ポイントの情報交換などをさせて頂けました。

今回は鉛沢の全容把握のため探索メインで行くぞ!

基本的な採集方法だけをO君に伝えて、いざ別行動開始!
とりあえずは露頭を確認するため、奥の急斜面を登り上げる!!

そして稜線上の露頭で見つけたのが↑写真の水晶です。



露頭とズリ。
先人に叩き出された石がたくさん転がっていました。
その中には水晶の脈がハッキリと確認できます。

露頭は他にもありましたが、叩いた跡があるだけで特に何もなかったなぁ。



露頭周辺のズリで見つけたクラスター。
結構ご立派!

一応、ズリでは紫水晶も確認できましたが、
ちょっと少なすぎましたね。
これなら下のポイントで採集した方が良いと思うくらい。

なぜなら…




この露頭、両側が崖なんです。
辿り着くまでには、足を少しでも滑らせたら現世におさらばしかねないルートを通らざるを得ませんでした。
リスクとリターンが完全に見合っていないと思います。

ロープを張ったルートもあるようですが、私はどこにあるのか分かりませんでした。
どちらにせよ危険だと思うのでおススメしません。



なんとか稜線伝いに下まで降り切った後、今度は沢の上流まで登ってみました。
30分ほどかけて進んだのですが、結構奥まで続いています。
ただ、水晶はおろか石英の欠片も見つからなくなったので敢え無く引き返すことに。

鉛沢は結構狭いポイントのようですね。

紫水晶的には探索の成果は芳しくありませんでしたが、
代わりにいくつか面白い出会いがありました。



ガロアムシ 
Galloisiana nipponensis


知る人ぞ知る昆虫、ガロアムシです。
本種は日光の中禅寺湖において世界で初めて発見されたという歴史があります。
栃木に縁のある昆虫なんですね。

洞窟やガレ場などに生息しているので、
鉛沢のズリにも必ずいるはず!と以前から探していたのですが、ついに見つけられました。

おそらく県内では30数例目の採集記録ということになるでしょう。



タゴガエル
Rana tagoi tagoi


ズリでぴょんぴょん跳ねているカエルは本種です。



ナメコ
Pholiota microspora


ナメコもどっさり!
持ち帰りはしませんでしたが、キノコは観察するだけでも楽しいです。



ヌメリスギタケ
Pholiota adiposa


ナメコに雰囲気が似ていますが、
学名をご覧頂けるように同じスギタケ属(Pholiota)の仲間なんですね。

このように石だけでなく鉛沢の生物も楽しめました!
危険スポットで擦り減った精神値も回復!?

※探索中には吸血性ヒルである「ヤマビル」も見ました。
生息数は多くなさそうですが、一応お気をつけて。



探索から帰ると、そこには黙々と採集を続けるO君の姿が…
放置してすまんかった。

一人でやらせて採れてなかったら申し訳ないな~とか思いながら成果を聞くと、
いきなりとんでもないものを見せつけられることに。



でけぇ!

前回、私が採集したどれよりも太い紫水晶じゃないか!
心配は杞憂に終わりましたが...

O君はさらに、



で、でかい…

私と合流してすぐさまこの結晶を発見。
彼はマジで持っているな!

頭欠けですが、ロマン溢れる採集品ですね。
こりゃ私も負けていられないと探索を止めて採集に集中します。



今回は篩を使って、掘った土から結晶を探してみました。

篩に土を入れて下の沢で洗うと水晶が現れます。
小さな結晶は泥に塗れると見つけにくいですから、こういう探し方もアリだと思います。

※↑写真はヤラセですが(笑)

残念ながら、紫水晶は殆ど見つかりませんでしたけどね。



そうこうしているうちに、私も大きな結晶を見つけられました!
何とか先輩の面目は保たれたかな?

しかしこれで頭付きだったら最高でした。
いつか頭付きの大きな紫水晶を見つけたいものです。

鉛沢はダイナマイトで採掘していたため、
大きな結晶である程、爆発の衝撃を受けてしまい完品が少ないという話もあります。
非常に採りにくいとは思いますけど、私はロマンを追いかけたい!

まぁ鉛沢には年内にあと1度行くか行かないか。
どうしようかな。


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No title

クラスター、透明感あってとても綺麗ですね〜!
紫水晶もまだどこかで眠りについているんでしょうか。
大物も見つかるととても嬉しいですよね。
まるで氷のような水晶にウットリです(笑)

No title

>かめ吉さん

コメント有難うございます!

稜線の露頭周辺にはこのようなクラスターがまだ残っていましたよ~。
叩いた人が紫水晶狙い一本だったのかも知れません。

ちなみにこのクラスターは採集せず露頭に置いてきました(笑)
家の石があまりに急速に増えすぎているので、今後は小さな良品だけ採集しようと思う次第です(;^ω^)

紫水晶の大物は必ずどこかで眠っていると思います!
今回は誰かが掘り返した跡をさらにひっくり返して大きな結晶を見つけました。
やはり人間、どうしても採り逃しはあるもの。
いつか出会えるんじゃないかと期待しています(^^)/

Re.お邪魔します!

>だみだだん様

初めまして!
コメント有り難うございます。

私もだみだだん様のHPを勝手ながら拝見しておりました!
数々の探検記を参考にさせて頂きましたこと、誠に御礼申し上げます。

山の日に鉛沢とはいいものですね!
あの辺りの景観は私も大好きです。つい理由なく行きたくなることもあります(笑)

早速メールアドレスにご連絡させて頂きました。
若輩の私がお役に立てるか分かりませんが、
ぜひ情報交換をさせて頂けましたら幸いです。


※頂いたコメントですが、全体にメールアドレスが公開されてしまっていたためプライバシー保護のため削除させて頂きました。
今後、もしアドレスを記載頂く場合には、非公開コメントにチェックを入れて頂けましたら嬉しいです。
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学生時代に植物、爬虫類、両生類、昆虫への興味が開花

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マウスの繁殖、オオクワガタのブリードにも手を出してます

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